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寺院?サポート?「墓地」と「霊園」の違いについてお話しします!!

「お墓を建てる必要があるけど、どっちに建てるべきなのかわからないな…」
親族が亡くなった際にお墓についての話題が上がり、「墓地」と「霊園」という言葉を耳にします。
その際、「墓地」と「霊園」の違いを知っていると、お墓を建てるべき場所を明確にできます。
今回は「墓地」と「霊園」の異なる点についてお話しいたします。

□「墓地」と「霊園」の相違点

「墓地」と「霊園」の共通点は一定の土地に複数のお墓が建っていることです。
しかしながら、この点以外では大きく異なります。

*その1:運営・管理

「墓地」と「霊園」では運営・管理が異なります。
「墓地」は、寺院が運営・管理を行います。
それぞれの寺院が独立して運営・管理を行う形式です。
「霊園」は、存在の形態が「民営」と「公営」の二つに分かれます。
「民営霊園」の運営・管理は、宗教法人や公益法人が行います。
一方で「公営霊園」は、自治体である都道府県または市町村が行います。
また「公営霊園」は「民営霊園」よりも管理費や使用料が低いため、抽選になるほど人気が高い霊園もあります。

*その2:宗派の縛り

「墓地」は寺院の宗派の制約を受けます。
寺院には「檀家」と呼ばれる制度があるからです。
寺院の墓地にお墓を建てるには家がお布施を通じて寺院に所属しなければなりません。
しかしながら今日では、「墓檀家」と呼ばれる寺院の檀家にならずにお墓を寺院内に持つことができる制度もあります。
そして「霊園」は、お墓の設置を行う際に宗教や宗派に拘束されません。
「霊園」は、「墓地」における檀家制度が現代のニーズに見合わなくなったためにできたと考えられています。
キリスト教を宗派とする人や無宗教の人がいるように、宗教に対する考え方の多様性を垣間見ることができる現代における特徴的なお墓のあり方です。

*その3:サポート

「墓地」では檀家制度に基づき所属する家が寺院の運営を支えています。
その対価として、手厚い供養や法事の手続きに関する相談の対応を寺院から受けることができます。
しかしながら、「墓地」ではそのようなサポートはありません。
法事に関しても、自らで段取りをする必要があります。

□まとめ

今回は、「墓地」と「霊園」の違いについてお話しいたしました。
宗教による拘束やサポートの点で大きく異なります。
また「霊園」においても、「公営」と「民営」で異なる点があります。
お墓を建てる場所でお悩みの方は、今回お話ししたこれらの違いに着目してみてはいかがでしょうか。