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【先祖供養は大切】現代人が意外と知らないお墓参りの作法とは?

お墓は、大切にしていた人やご先祖様を供養するところです。
お参りをする人にとっても精神的な拠り所となり、感謝の源と言うこともできます。
かつて人々にとってお墓は日常の一部とも呼ぶべき身近なものでしたが、距離も遠のき年に数回行くというのが一般的です。
多いパターンとしては、お彼岸やお盆・故人の命日・正月などです。
それに加えて子どもの進学や就職などの節目、結婚などにも家族揃ってお墓参りをして喜びを分かち合うのが理想的と言えます。

□お墓は故人の家

お墓は故人の家と言い換えることも可能です。
お供え物を持って訪ねると考えるとわかりやすいかもしれません。
先祖供養の訪問の場合は年長者へのいわば挨拶です。
たとえ顔を直接見たことがなくても、尊敬すべき目上の人への挨拶と捉えると良いです。

□お墓参りのマナー

ただお墓参りはあまりかしこまって緊張していくものではありません。
最低限のマナーや作法を守り、手を合わせに行くところです。
服装は何を着ても基本的には構いませんが、あまり派手なものや華美な服装は避けておいた方が無難です。
持ち物は生花や線香・ロウソク・お菓子や飲み物とそれを置くための半紙・数珠・マッチなど火をつけるもの・花ばさみ・掃除用具・ひしゃく・手桶・ゴミ袋などがあります。
寺院や霊園なら備えてあるものも多いので、あらかじめ聞くなりチェックしておくと安心です。

□寺院墓地のマナー

寺院墓地ならまず本堂にお参りしてご住職に挨拶をします。
管理事務所などで借りるものがあれば借り、手桶に水を汲んでお墓まで赴きます。
□墓参りの作法
合掌礼拝してからお墓の掃除をすると良いです。
掃除ができたら花立てに花を挿し、バランスを整えて飾ります。
お供え用のお菓子や飲み物は半紙を敷いてその上に置きます。
季節の果実や故人の好物も用意していくとベターです。
お酒が好きだったからと墓石にお酒をかける人が稀にいますが、これは墓石が変色してしまう場合があり、避けるべきです。

線香に着火し立てるか寝かせるかして供えます。
口で火を消すのではなく、手で仰いで消すのが正しい作法です。
点火には風よけ付きのライターなどが便利です。
地域によってはロウソクを立てるところもあります。
この時風が強いと特に苦労をするので工夫があると安心です。

お墓参りの順番は故人から縁の深い人からです。
線香を消さないよう注意しつつ墓石に水をかけ、正面に向かい合掌します。
冥福と感謝の気持ち、報告などを心の中で語りかけるのが作法です。
短い題目を唱えるのも心を通わせる手段となります。
手には数珠をかけ、胸の前で手をぴったりと合わせ軽く目を閉じると良いです。
お墓参りが済んだら花や線香以外は後から散らかるのを避けるため持ち帰ります。